構成員
浜井先輩(班長) 田中先輩(組長)
山本(鉄砲玉兼名誉コースリーダー兼記録員)
記録を綴る前に合宿について整理しよう。
合宿とは春休み、夏休みの間に一回ずつ行われるサイクリング部において部の存在理由ともなる大事なイベントである。
距離も行程もキツイものとなる夏合宿、対照的に観光などをして楽しい春合宿、私はそう聞いていた・・・
結論から言おう、この大分湯けむり温泉抗争合宿は琵琶湖に行った夏合宿よりもキツイものであった。
1年間を通して、自転車乗りとして成長しているにも関わらず夏合宿よりもキツイものであったのだ・・・
では、私たちの体験した合宿についてご覧いただこう
ルートラボのリンクを貼り付けておく
私たちの輪跡も興味があれば見てほしい
【1日目】
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=88b6a0f18d514780f76406caad6f4ec5
朝の4時に出発をし、新山口駅にて輪行をし、スタート地点である大分駅に向かう
始まりの地、大分からスタートした私たちは順調であった。15km地点近くまでは・・・
そこからの上り、上りアンド上りは思い出したくもない
下りがあってもすぐに上りがまっている
地
獄
だ
っ
た
35km走ったあたりにある、ながゆ温泉で私たちは休憩をとった
合宿の名前の通り温泉に入る合宿なのでどの温泉に入るか思案し、5km先にある七里田温泉に決めた
風呂はいい、人類が生み出した最高の文化だ
最高の時間を終え、私たちは上る、上るひたすらに上る
道中にガンジーファームなる楽しそうな施設があったが、着いたころにはほぼ閉店時間だった
第二温泉ポイントの赤川温泉前についたがこいつが本日最大の敵だった
赤川温泉の看板から温泉までの上りのキツサ、インナーローにするしか上れなかったほどだ
至福の時間を過ごし、本日の宿泊所に行く
下りだった、天国だった
次の日に下った分を上らなければいけないのに浮かれていた
さて、この日の合宿所はテント泊だったが、管理人のご厚意で屋根の下で宿泊ができた
上りの獲得標高:1334m 距離59.1km
平均時速:15km/h以下(平地があってこの遅さ、この日の恐ろしさがお分かりいただけただろうか)
【2日目】
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=8a73337cf38d83aa5bf4ce5c43b0762d
寒い、屋根のある部屋で休んだがあまりの寒さに何度も目が覚める
テントで寝ていたらと考えると、昨日の管理人の親切に救われた
この日はとうとう、やまなみハイウェイを行く
合宿前から密かに楽しみにしていたが、上っていて拍子抜けをした
昨日の上りのほうがキツイものであったからだ
とはいっても景色は最高であったし、最高標高地点では、九州で3月にもかかわらず雪が残っていた
少しの休憩を取り、昼食地点兼温泉地点の湯布院まで下る
湯布院での休憩を終えた私たちは別府に向かうだけだ
そんな私たちにありえない光景が待っていた
見るからに長く斜度がある上りだった(最高標高779m)
それを決死の思いで乗り越えたら、標高0mまでの下りだった
今のところこの下りより楽しい下りは経験したことは無かった
この日の竹瓦温泉はコストパフォーマンスが最高だった
距離86.4km 獲得標高:上り1434m 下り2119m
【3日目】
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=989adfb81c69055b701630cc82c9d714
この日は完全な観光日
地獄巡りに温泉、うみたまごという水族館
楽しい日だったといいたいがひとつだけ悲しいことが
いままで旅を共にしてきた班長のキラーマシンがワニとの死闘に向かった
距離 29.3km
〜後編に続く〜
山本